兼城東の石獅子
この石獅子は、東方からの邪気返し(フーチゲーシ)として兼城にある西の石獅子と対であったそうです。本来あった「東の石獅子」は沖縄戦で消失してしまいましたが、再現されて造られた石獅子で、南風原町の区長がお年寄りたちに特徴を聞いて2年かけて造ったそうです。南部一帯では東風平への火返しとして石獅子を向けるのは普通ですが、那覇市上間に向けたこの獅子は東風平と同じく上間も恐れられていたと考えられます。
写真コード:
A070
撮影年月日:
2015年06月27日
主な特徴:
村獅子、フーチゲーシ(邪気払い)、その他石製